あなたは受験生でしょうか?
受験生ならこの先悩む時が来るかもしれません。
「標準問題精講と1対1対応の演習はどっちをするべきですか?」
受験生から聞かれるランキング1位と言っても過言ではないかも?
(まあ、たぶん過言ですが、、(笑))
でも、みんなが知りたいってことはとっても大事なこと。
今回はこの問題の答えをズバッと話していきます。
この記事でわかること
- 標準問題精講と1対1対応の違い
- 標準問題精講と1対1対応はどっちを解くべきか?
この記事を書いた人
中原 遼太郎
九大受験に特化した学習塾『竜文会』代表
『竜文会』を開校後、初年度に国立大医学部や九州大学に合格者を輩出。2年目には旧帝大医学部にも合格者を出す。
九州大学医学部医学科に現役合格した経験を生かして独自の指導法で指導
ラ・サール高校卒業 高校入学組主席・学校賞受賞
九州大学医学部医学科卒業
・九大オープン 医学科数学1位
・九大2次試験 数学9割↑
では、一緒に解決していきましょう!
質問もなんでも歓迎ですよ!
『標準問題精講』と『1対1対応の演習』の種類
さ〜て、比べる前に2冊の問題集を簡単に紹介してもいいでしょうか?
「もう、知っているから必要な〜い」って場合は、ここは飛ばして次のところから読んでいきましょう。
『標準問題精講』の種類
- 数学ⅠA 標準問題精講
- 数学ⅡB 標準問題精講
- 数学Ⅲ 標準問題精講
『標準問題精講』は全部で3冊の構成となっています。
まあ、ⅡBは分厚いですね〜ⅠAの3倍はあるんじゃないかってくらい。
『1対1対応の演習』の種類
- 1対1対応の演習 数学Ⅰ
- 1対1対応の演習 数学A
- 1対1対応の演習 数学Ⅱ
- 1対1対応の演習 数学B
- 1対1対応の演習 数学Ⅲ微積分編
- 1対1対応の演習 数学Ⅲ曲線・複素数編
『1対1対応の演習』はなんと6冊もあるんですよね。
でも1冊が薄いので、そんな辞書的な厚さになるということはありません。(笑)
「問題集は薄いのが好き」って人は多いですよね。 でも「髪の毛は薄いのが好き」って人はあまり聞いた事がありません。 う〜ん、人は不思議なもの。
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『標準問題精講』と『1対1対応の演習』の違い
ではここで質問です!
『標準問題精講』と『1対1対応の演習』って何が違うかわかりますか?
問題集を始めるときにこの意味を考えるのはほんとに大事!
しっかり問題集の役割を知った上で取り組むようにしましょう。
講師のコメント
問題集の役割は成績を上げるもの!と思っている人は実は多いです。
でも、問題集ごとに役目があるのは事実!
この役目を知った上で問題集を買うのをおすすめします。
『標準問題精講』と『1対1対応の演習』の役割
ではこの2冊は何が違うのでしょうか?
結論からいいましょう。
役割はほとんど同じです!
というか全く同じです(笑)
あんなに煽ったのになんかすみません(笑)
どのような役割かは次の項目でしっかり説明していきます。
『標準問題精講』をする目的
さて、『標準問題精講』をする目的ですが、
数学の解法を覚えるため!!!
これが目的です。
もちろん、問題演習量を増やす・思考力を鍛えると言ったことも大事です。
でも、『標準問題精講』に取り組む第1の目的は“解法を暗記する”こと。
なので、「一通り解法を覚えたから、問題演習をしていきたい」という人には最適な問題集ではないかもしれません。
『1対1対応の演習』をする目的
別々に書いてしまいましたが、
『1対1対応の演習』をする目的も
数学の解法を覚えること!
『標準問題精講』も『1対1対応の演習』の演習も解法を覚える問題集である!
これを覚えてください。
『標準問題精講』と『1対1対応の演習』の難易度
さて気になる2冊の難易度ですが、
結論から言いますと
ほとんど差はありません!
ただ、強いていうなら『標準問題精講』が少し難しいかなぁって感じです。
では具体的に2冊の問題集の難易度を説明していきましょう。
『1対1対応の演習の難易度』
『1対1対応の演習』の難易度ですが、
入試問題の中でもやや易しめの問題が多く掲載されています。
『標準問題精講』の難易度
『標準問題精講』も入試問題の中では易しめの問題が多いです。
ただ、標準的な問題も掲載されており『1対1対応の演習』よりもその割合が多いです。
だから、『標準問題精講』の方が少し難しめの感じる受験生が多いようです。
『標準問題精講』と『1対1対応の演習』の問題数
では、2冊のどっちに取り組むのがいいのでしょうか?
これを決めるには問題数を知っておく必要があります。
「少ない方がいい」「多い方が問題集として優れている」ということがありませんが、問題数は必要な時間に関わってきますので、とても大事なことです!
『標準問題精講』の問題数
問題集 | 問題数 |
数学1A | 119 |
数学ⅡB | 165 |
数学Ⅲ | 116 |
※例題の数のみで表を作成しています。演習題も例題の数と同じだけ収録されています。
『標準問題精講』のシリーズを終わらせようと思ったら、400題あります。
私的にはこれはそこまで多くはないと思います。
数学の典型問題が400題でほとんどカバーできるのなら、やる価値はかなりあります。
講師のコメント ゆとり教育の影響か、最近は勉強を舐めてる高校生が多いような気がします。 所詮、高校生は量をこなすことが勉強のすべてです。 「質を上げた勉強をする」と言い訳をして、問題演習をサボる生徒もたくさんいますが、最低限の量は絶対に必要になってきます。
『1対1対応の演習』の問題数
問題集 | 問題数 |
数学Ⅰ | 50 |
数学A | 54 |
数学Ⅱ | 83 |
数学B | 59 |
数学Ⅲ微積分編 | 75 |
数学Ⅲ曲線・複素数編 | 43 |
※例題の数のみをカウントしています。演習題に取り組む場合は約2倍の問題数に取り組むことになります。
『1対1対応の演習』の問題数は、例題だけで約350問あります。
演習題も解くと約700!
なかなか気が遠くなる問題数ですね、、、(笑)
『標準問題精講』と『1対1対応の演習』のどちらをするか?
では、いよいよ今回の話題の一番大事なところです。
「結局どっちをするのがいいの?」これを聞きたくてウズウズしていることでしょう。
どちらでもいい!!!
これが答えです。
正確に言いますと、自分の好きな方をやってほしい。
難易度自体は『標準問題精講』の方がやや高い気がします。(特にⅡB)
でも問題集の役割は同じだし・問題数もあまり変わらない・難易度にも大差はないので、あなたが好みの方に取り組むのがベストです!
講師のコメント 私が生徒に聞かれた場合は『1対1対応の演習』をおすすめしています。 『1対1対応の演習』の必要最低限しか書いていないシンプルな感じが大好きなんですよね。 ただ、しっかりとした解説が欲しい人は『標準問題精講』を選んだ方が無難かもしれません。 少なくとも解説が丁寧で多くの人にウケがいいのは『標準問題精講』だと思います。(完全に個人的な意見ですが、、、)
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『標準問題精講』と『1対1対応の演習』の比較まとめ
どちらを解くか決まったでしょうか?
結論は、
選んだ方を解いて欲しい!!!
でした。
最後に簡単にまとめておくと
役割 | おすすめ度 | |
『標準問題精講』 | 解法の暗記 | どちらでも |
『1対1対応の演習』 | 解法の暗記 | どちらでも |